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スィノプ原子力発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スィノプ原子力発電所
スィノプ原子力発電所の位置(トルコ内)
スィノプ原子力発電所
トルコにおけるスィノプ原子力発電所の位置
正式名称 Sinop Nükleer Güç Santrali A.Ş.
トルコの旗 トルコ
所在地 スィノプ
座標 北緯42度00分 東経35度00分 / 北緯42.000度 東経35.000度 / 42.000; 35.000 (スィノプ原子力発電所)座標: 北緯42度00分 東経35度00分 / 北緯42.000度 東経35.000度 / 42.000; 35.000 (スィノプ原子力発電所)
現況 建設準備中
運転開始 2023年 (計画)
建設費 2,2兆円
建設者 MHI
アレヴァ
原子炉
計画中 4 x 1,100 MWe
種類 Atmea I 加圧水型原子炉 (PWR)
原子炉製造元 アトメア
発電量
最大出力 4,400 MW
2013年5月現在
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スィノプ原子力発電所トルコ語: Sinop Nükleer Enerji Santrali)はトルコ北部スィノプで計画されている原子力発電所アックユ原子力発電所に次いで国内2箇所目の原子力発電所となる予定である。

2013年5月3日、トルコ首相レジェップ・タイイップ・エルドアンと日本首相安倍晋三の間で一括事業請負後譲渡方式に基づく計画の契約が調印された。220億USドルの計画であり、三菱重工業アレバの合弁企業であるアトメアによって行われる。トルコは地震が多発する地域であることから、トップレベルの安全知見や日本の地震に対する専門家の経験を当てにしている[1]

三菱重工業と伊藤忠商事が発電所を建設する予定であり、発電容量は4,400MWeを見込んでいる[2]アトメアが開発した第3世代加圧水型原子炉、ATMEA 1が4基建設される予定である[1]

フランスの電力企業エンジーが原子力発電所の運営を担当することになっている。また、トルコの電力企業、トルコ発電会社が20%-45%の株を保有することが考えられている[1]

1号機は2023年からの稼動を計画しており、4基すべてが稼動を始めるのは2028年を想定している[1][3][4]

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