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SVCh (狙撃銃)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SVCh
620 mm (24.4 in)銃身を装着したSVCh狙撃銃(ドバイの2023年エアショーにて)
種類 狙撃銃
原開発国 ロシアの旗 ロシア
運用史
配備先 ロシア連邦軍
開発史
開発者 アンドレイ・ユーリヴィチ・チュカビナ[1]
開発期間 2017年
製造業者 カラシニコフ・コンツェルン
派生型 SVCh-308
SVCh-8.6
諸元
重量 4.2–6.3 kg (9.3–13.9 lb)
全長 995–1,015 mm (39.2–40.0 in)
銃身 410 mm (16.1 in)
460 mm (18.1 in)
560 mm (22.0 in)
565 mm (22.2 in)
620 mm (24.4 in)

弾丸 7.62x54mmR弾
7.62x51mm NATO弾
.338ラプア・マグナム (8.6×70mm)
作動方式 ガス圧作動方式
ロータリーボルト閉鎖方式
発射速度 半自動射撃
装填方式 10発、15 発、20発のマガジン
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SVCh(: Снайперская Винтовка Чукавинаチュカビナ狙撃銃の意)は、ロシア連邦カラシニコフ・コンツェルンによりリリースされたセミオート狙撃銃である。

ドラグノフ狙撃銃の後継として開発され、2022年ロシアのウクライナ侵攻により実戦配備が開始された[2][3]

概要[編集]

SVCh狙撃銃のプロトタイプ (2016年モデル)

AK-47の延長であったドラグノフと比べ、レシーバーがアッパー(上部)とロアー(下部)に別れたAR-10などと似た設計で、ドラグノフより軽量化、短縮化を実現している[4][5]

バレルは冷間鍛造のフリー・フローティングバレルで[6]7.62x54mmR弾での長射程化を実現しており、ドラグノフの有効射程が600~800mなのに対し、SVChは1000mである[5]

また、レシーバー一体型のピカティニーレールと折りたたみ式かつチークパッドの高さを調節可能なストックが標準装備されている[7]

バリエーション[編集]

SVCh-308
7.62x51mm NATO弾使用モデル。
SVCh-8.6
.338ラプア・マグナム使用モデル。
MR1
民間用モデル。

脚注[編集]

外部リンク[編集]