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TNA世界ヘビー級王座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TNA世界王座
詳細
現王者 ニック・ネメス
獲得日 2024年7月20日
管理団体 TNA
創立 2007年5月15日
過去の名称 TNA世界ヘビー級王座
インパクト世界王座
統計
初代王者 カート・アングル
最長保持者 ボビー・ルード(256日)
最短所持者 スティング(2日)
最年長 スティング(52歳)
最年少 テッサ・ブランチャード(24歳)

TNA世界王座TNA World Championship)は、TNAが管理、認定している王座。

歴史

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TNAは設立当初、独自のヘビー級王座とタッグ王座を創設せず、歴史と知名度があるNWAと業務提携を結び、NWA世界ヘビー級王座NWA世界タッグ王座を管理していた。

2007年5月13日、PPV「Sacrifice」を前にNWAとの業務提携が終了により、クリスチャン・ケイジが保持しているNWA世界ヘビー級王座、ブラザー・レイ&ブラザー・ディーボン組が保持しているNWA世界タッグ王座の剥奪を発表。これに対してTNAは5月14日まではクリスチャンならびにレイ&ディーボン組が王者であるとの認識を示すと同時に、TNAが独自の王座を作成することをテレビ番組「TNA Impact」で明らかにした。5月15日、TNA公式サイトで「TNAヘビー級王座」ならびに「TNAタッグ王座」の詳細を発表。直後にPWI(Professional Wrestling Illustrated)で、これが世界王座に値するとの見解が示された。これをもってTNAは王座名を変更してTNA世界ヘビー級王座TNA世界タッグ王座を創設。

2017年3月2日、団体名をインパクト・レスリングに改称したため、王座名をインパクト世界王座に変更。

2020年1月12日テッサ・ブランチャードサミ・キャラハンを破って初の女子王者が誕生。

2024年1月1日、団体名をTNAに戻したため、王座名をTNA世界王座に変更。

歴代王者

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歴代 選手 戴冠回数 獲得日付 獲得場所
非公認 カート・アングル[1] 2007年5月13日 フロリダ州オーランド
2007年5月14日剥奪
初代 カート・アングル[2] 1 2007年6月17日 テネシー州ナッシュビル
第2代 スティング 1 2007年10月14日 ジョージア州ダルース
第3代 カート・アングル 2 2007年10月16日 フロリダ州オーランド
第4代 サモア・ジョー 1 2008年4月13日 マサチューセッツ州ローウェル
第5代 スティング 2 2008年10月12日 イリノイ州ホフマンエステーツ
第6代 ミック・フォーリー 1 2009年4月19日 ペンシルベニア州フィラデルフィア
第7代 カート・アングル 3 2009年6月21日 ミシガン州オーバーンヒルズ
第8代 AJスタイルズ 1 2009年9月20日 フロリダ州オーランド
第9代 ロブ・ヴァン・ダム 1 2010年4月19日 フロリダ州オーランド
第10代 ジェフ・ハーディー 1 2010年10月10日 フロリダ州デイトナビーチ
第11代 ミスター・アンダーソン 1 2011年1月9日 フロリダ州オーランド
第12代 ジェフ・ハーディー 2 2011年2月13日 フロリダ州オーランド
第13代 スティング 3 2011年3月3日 ノースカロライナ州ファイエットビル
第14代 ミスター・アンダーソン 2 2011年6月12日 フロリダ州オーランド
第15代 スティング 4 2011年7月11日 フロリダ州オーランド
第16代 カート・アングル 4 2011年8月7日 フロリダ州オーランド
第17代 ジェームズ・ストーム 1 2011年10月8日 フロリダ州オーランド
第18代 ボビー・ルード 1 2011年10月26日 ジョージア州メイコン
第19代 オースチン・エリーズ 1 2012年7月8日 フロリダ州オーランド
第20代 ジェフ・ハーディー 3 2012年10月14日 アリゾナ州フェニックス
第21代 ブリー・レイ 1 2013年3月10日 テキサス州サンアントニオ
第22代 クリス・セイビン 1 2013年7月18日 ケンタッキー州ルイビル
第23代 ブリー・レイ 2 2013年8月15日 バージニア州ノーフォーク
第24代 AJスタイルズ 2 2013年10月20日 カリフォルニア州サンディエゴ
2013年10月29日剥奪
第25代 マグナス 1 2014年1月9日 フロリダ州オーランド
第26代 エリック・ヤング 1 2014年4月10日 フロリダ州オーランド
第27代 ボビー・ラシュリー 1 2014年6月19日 ペンシルベニア州ベスレヘム
第28代 ボビー・ルード 2 2014年9月18日 ペンシルベニア州ベスレヘム
第29代 ボビー・ラシュリー 2 2015年1月7日 ニューヨーク州ニューヨーク
第30代 カート・アングル 5 2015年1月31日 イギリスロンドン
第31代 イーサン・カーター3世 1 2015年6月21日 フロリダ州オーランド
第32代 マット・ハーディー 1 2015年10月4日 ノースカロライナ州コンコード
2015年10月6日返上
第33代 イーサン・カーター3世 2 2016年1月5日 ペンシルベニア州ベスレヘム
第34代 マット・ハーディー 2 2016年1月8日 ペンシルベニア州ベスレヘム
第35代 ドリュー・ギャロウェイ 1 2016年3月15日 フロリダ州オーランド
第36代 ボビー・ラシュリー 3 2016年6月12日 フロリダ州オーランド
2016年8月12日返上
第37代 エディ・エドワーズ 1 2016年10月3日 フロリダ州オーランド
第38代 ボビー・ラシュリー 4 2017年1月8日 フロリダ州オーランド
第39代 アルベルト・エル・パトロン 1 2017年7月2日 フロリダ州オーランド
2017年8月14日剝奪
第40代 イーライ・ドレイク 1 2017年8月17日 フロリダ州オーランド
第41代 オースチン・エリーズ 2 2018年1月10日 フロリダ州オーランド
第42代 ペンタゴン・ジュニア 1 2018年4月22日 フロリダ州オーランド
第43代 オースチン・エリーズ 3 2018年4月24日 フロリダ州オーランド
第44代 ジョニー・インパクト 1 2018年10月14日 ニューヨーク州クイーンズ
第45代 ブライアン・ケイジ 1 2019年4月28日 カナダオンタリオ州トロント
第46代 サミ・キャラハン 1 2019年10月25日 カナダ・オンタリオ州ウィンザー
第47代 テッサ・ブランチャード 1 2020年1月12日 テキサス州ダラス
2020年6月25日剥奪
第48代 エディ・エドワーズ 2 2020年7月18日 テネシー州ナッシュビル
第49代 エリック・ヤング 2 2020年9月1日 テネシー州ナッシュビル
第50代 リッチ・スワン 1 2020年10月24日 テネシー州ナッシュビル
第51代 ケニー・オメガ 1 2021年4月25日 テネシー州ナッシュビル
第52代 クリスチャン・ケイジ 1 2021年8月13日 ペンシルベニア州ピッツバーグ
第53代 ジョシュ・アレキサンダー 1 2021年10月23日 ネバダ州サンライズマナー
第54代 ムース 1 2021年10月23日 ネバダ州サンライズマナー
第55代 ジョシュ・アレキサンダー 2 2022年4月23日 ニューヨーク州ポキプシー
2023年3月24日返上
第56代 スティーブ・マクリン 1 2023年4月16日 カナダ・オンタリオ州トロント
第57代 アレックス・シェリー 1 2023年6月9日 オハイオ州コロンバス
第58代 ムース 2 2024年1月13日 ネバダ州ラスベガス
第59代 ニック・ネメス 1 2024年7月20日 カナダ・ケベック州モントリオール

脚注

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  1. ^ 当初はクリスチャン・ケイジが保持しているNWA世界ヘビー級王座に挑戦者する予定だったが、NWAとの業務提携が終了により、試合前にNWA世界ヘビー級王座を剥奪。試合はTNA世界ヘビー級王座決定戦に変更されてカート・アングルが勝利して王者になった。しかし、翌日にカートは不明瞭な裁定により、TNA世界ヘビー級王座を剥奪されて初代王者としてカウントしていない。
  2. ^ ケイジ、カート、AJスタイルズサモア・ジョー、クリス・ハリスによるキング・オブ・ザ・マウンテンでカートが勝利して正式に初代王者として認定。

外部リンク

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