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コスモ石油ら、タンクと耐荷重の小さい屋根にペロブスカイト太陽電池を設置する実証を開始

 コスモ石油、積水化学工業、朝日エティックの3社は7月19日、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の設置に関する共同実証実験を18日から開始したと発表した。

実証実験の様子 タンク壁面 実証実験の様子 タンク壁面
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実証実験の様子 タンク壁面 実証実験の様子 タンク壁面
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 本実証では、積水化学が製造するフィルム型ペロブスカイト太陽電池を、コスモ石油中央研究所のタンク壁面、また朝日エティック東京工場のモデルサービスステーション屋根へ設置する。

実証実験の様子 モデルサービスステーション屋根 実証実験の様子 モデルサービスステーション屋根
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 これにより、垂直曲面設備や耐荷重の小さい屋根へ設置する際の施工方法などを検証するほか、発電データの測定も行う。実施期間は1年間の予定だ。

 再生可能エネルギーの導入拡大が求められる中、平地面積が少ない日本では、従来のシリコン系太陽電池では設置場所が限られることが課題となっている。これに対し、フィルム型ペロブスカイト太陽電池は軽量かつ柔軟で、これまでは設置が難しいとされてきた場所にも適用できる可能性があり、再生可能エネルギーの導入を拡大できる有力な選択肢として期待されているという。

 3社は本実証で得られた結果を、ペロブスカイト太陽電池を用いた再生可能エネルギーの導入拡大に活用していくとしている。

プレスリリース

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