シスメックス、虚偽説明で「抱き合わせ」か 公取委が調査
シスメックス、虚偽説明で「抱き合わせ」か 公取委が調査
公正取引委員会は4日、血液検査機器大手のシスメックスに独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査した。血液凝固測定装置を販売する際に自社の試薬の販売を強要した疑いが持たれている。取引先に「他社の試薬は使えない」などと虚偽の説明をして販売する行為が、独禁法の禁じる「抱き合わせ販売」にあたるとみて、公取委が調査を進める。
関係者によると、同社は遅くとも2019年ごろから血液凝固測定装置を販売する際、病院など…